起きていることはすべて正しい

5歳と2歳を育てるワーママちーあんです。

15年勤めた建設関係の仕事を退職し、未来可視化コーチングを行っています。

起きていることはすべて正しい

私の好きな勝間和代さんの言葉です。

20代前半にこの言葉を聞いて、

「え?現実は私の思い通りになっていないのに、正しい訳が無い」

と思っていました。

その言葉を理解するのに15年近くかかりました。

  • 仕事がこんなに忙しいのは、会社が悪いからで自分のせいじゃない
  • 夫の帰りが遅くてワンオペ育児なのも私のせいじゃない
  • ブランドバッグが欲しくても買えないのも、賃金の安い政治のせいで私のせいじゃない

でも、「起きていることはすべて正しい」と一度考えてみましょう。

現状を認める

「起きていることはすべて正しい」と考えるということは、現状を認めるということです。

誰かのせいにするでもなく、理想を叶えられていない自分を責めるでもなく、ただただ現状を認める。

・仕事がこんなに忙しいのは、会社が悪いからで自分のせいじゃない(他責)

→仕事が忙しい、残業が多く、自分の体がしんどい(現状)

・夫の帰りが遅くてワンオペ育児なのも私のせいじゃない(他責)

→夫の帰りが遅く、自分一人で子ども2人の夜ご飯の準備、お風呂、寝かしつけをしていて、自分の時間が取れない(現状)

・ブランドバッグが欲しくても買えないのも、賃金の安い政治のせいで私のせいじゃない(他責)

→ブランドバックが欲しいが高くて買えない。(現状)

状況は何も変わっていないのに、現状を認めると、解決策が出てきそうな気がしませんか?

アドラーの三角柱

アドラーがカウンセリングで使用していたと言われる三角柱には、「可哀想な自分」「悪いあの人」「これからどうするか」が書かれていたそうです。

カウンセリングに来る方は「可哀想な自分」「悪いあの人」の話に終始する方が多いが、この三角柱を渡して、何について話すかを問うと、「これからどうするか」を話し始めるということでした。

「起きていることはすべて正しい」と考えるということは、「可哀想な自分」「悪いあの人」という考え方を排除することになります。

そうすると、自動的に「これからどうするか」を考え始めるということです。

「起きていることはすべて正しい」

「これは理不尽だ!」と思うことが起きた時にこの言葉を唱えてみてください。

きっといい解決策が出てくると思います。

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